【芭蕉自筆影印】
大津尓出る道 山路をこえて
山路来て何やらゆ可しすみ禮草
湖水の眺望
辛崎能松盤花より朧尓て
水口尓て 二十年を經て 故人に逢ふ
命二つ能中尓生太る桜哉
(大津に出る道、山路をこえて
山路来て何やらゆかしすみれ草
湖水の眺望
唐崎の松は花より朧にて
水口にて、二十年を経て、故人に逢ふ
命二つの中に生たる桜哉 )
【句碑】
①詠地付近になし(山路来て何やらゆかしすみれ草)
別市町村 湖南・ほほえみの水辺
②唐崎神社
大津市唐崎1-7-1
唐崎能枩ハ花与梨朧尓て
(唐崎の松は花より朧にて)
③大岡寺
滋賀県甲賀市水口町京町1-30山門
いの知婦多川△(?)中に活堂留さくら可奈
(いのちふたつ中に活たるさくらかな)
(命二つの中に活たる桜かな)
④本福寺
大津市唐崎1-7-1
唐崎能枩ハ花与梨朧尓て
(唐崎の松は花より朧にて)
③大岡寺
滋賀県甲賀市水口町京町1-30山門
いの知婦多川△(?)中に活堂留さくら可奈
(いのちふたつ中に活たるさくらかな)
(命二つの中に活たる桜かな)
④本福寺
本堅田1−22−30
可ら佐き能松盤花与梨お保路尓て
(からさきの松は花よりおぼろにて)